訪問看護サービスクオンに入社しようと思った理由

札幌市内には多くの訪問看護事業所があり、その中でも安定して運営ができている事業所がいいなと思い、クオンが気になっていました。土日や早朝、夜間等の時間帯の他、小児や精神訪問を行っており、様々なニーズに対応している事業所で色々な経験ができそうだなと感じ、自分のスキルアップにつながると思い入社を希望致しました。また、私は家庭の事情で働く時間が限られてしまうので、条件を考慮して働ける環境が揃っているという点でも魅力的でした。

訪問看護師を目指したきっかけ

学生時代に在宅看護実習をした際は正直あまり在宅看護への興味が湧きませんでした。病院で働いて力をつけたい！といった思いが強かったように思います。その後、卒後5～6年頃に在宅看護研修を行わせて頂く機会があり、訪問時間が限られた中でも、1対1で向き合い、じっくり看護ができる場だと実感しました。いつか自分も携わってみたいという気持ちが芽生えたのも研修の機会があったことがきっかけです。利用者様の「生活」を支える役割を担える訪問看護師への憧れを持つこともできました。その時は病院勤務だったため、すぐに訪問看護師への転職はできませんでしたが、いつかチャレンジしたいという気持ちはこの時からずっと持っていました。

訪問看護師になって苦労したこと

まず、コミュニケーションです。どの職種でも、看護師でも基本であり、大切なことです。些細な一言で気分を害してしまい、そのせいで訪問NGになってしまったり、契約終了しまったりする可能性があるので注意しています。訪問を重ねていくと信頼関係が生まれ、「慣れ」が良い意味でも悪い意味でも生じてしまいます。親しくなっても言葉遣い、態度は社会人として当たり前のことですが、いつも忘れないように接しています。

在宅の看取りについて

コロナ禍で面会制限が厳しく、なかなかご家族との時間が持ちにくい状況と思います。そういった状況の中で、住み慣れた家で最期を過ごしたいというニーズは高まっているのではないかと感じています。

私自身、病院で働いていた時は数えきれないほどのお看取りを経験いたしました。病院においてもご本人・ご家族へのターミナルケアは大切ですが、在宅でのお看取りは、より濃密に関われる場だなと感じています。ご本人様が気持ちよく過ごせること、ご家族が安心して最期を過ごせるよう援助させていただくのは病院でも在宅でも同様ですが、在宅では常に医療者が傍にいるわけではありません。ご家族のサポートもとても大切になってきます。意思決定の援助や関係機関との連携、情報提供など、体調管理や苦痛緩和の他にも、様々な役割を訪問看護師が担っていると思います。何より後悔がないように関わっていくことを大切にしています。「家での看取りで、本当に良かった」と最期にご家族からお言葉をいただいたことはずっと胸に刻まれています。

訪問看護師としてのやりがい

「あなたが来てくれて良かった」「訪問看護を始めて良かった」といったお言葉を頂けるとやりがいを感じます。訪問を通して利用者様、ご家族、主治医やケアマネージャー等と信頼関係が築いていけるのも楽しいです。

ご利用者にとってどんな看護師でありたいか

話しやすい看護師で居続けたいです。看護師は人と関わっていく職業です。この人話しかけにくいな、冷たそうだなと思われてしまっては、利用者様は訪問時間中に自分の思いを話せず我慢し続けてしまうかもしれません。訪問看護では1対１で関わることが多いため、訪問した看護師に話しかけにくいとせっかく訪問看護を利用していただいているのにご満足頂けないなと思います。知識や技術が備わっているのも大切なことではありますが、話しやすい看護師であることはコミュニケーションをとっていく一歩でもあるため、これからも精進していきたいです。

訪問看護サービスクオンで働く魅力

20代～30代の看護師が中心で、活気のある事業所だと思います。クオンは早朝や夜間ご利用者様がいるので、朝礼はありません。その分アプリを活用し情報共有や相談がすぐ行えるような体制を整えています。常勤、非常勤共に優しい看護師さんばかりです。就業時間はバラバラですが、情報共有をしながら協力して働いています。お互いわからないことや知識の不足しているところを相談しやすい環境です。また、事務所のアクセスが良いので、札幌駅や大通が近く、通勤が楽しいです。近くにはコーヒーショップもありますし、駅ビルも近いので休憩中や退社後に買物やブレイクもできます。