求職者向け人材派遣紹介用語集
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特定派遣とは
特定派遣
特定派遣とは、派遣元企業が自社の従業員を派遣先企業に派遣する形態のことです。かつて存在した派遣の一形態で、派遣先での業務を行う従業員は、派遣元企業と直接雇用契約を結んでいる点が特徴です。2018年に労働者派遣法が改正されたことで、特定派遣は一般派遣と一本化され、現在ではこの制度自体はなくなりましたが、派遣業界でよく言及される用語の一つです。
特定派遣の仕組みは、派遣元企業が自社社員として雇用するため、給与や福利厚生が派遣元企業から支給されていました。そのため、雇用の安定が図られ、従業員は長期的に雇用されることが多かったです。派遣先での業務が終了した場合でも、派遣元企業の従業員として他の業務に従事するか、新たな派遣先が決定されるまで雇用が継続されることが一般的でした。
この特定派遣と一般派遣の違いは、雇用の形態にありました。一般派遣では、派遣先企業との契約期間に合わせて雇用契約が結ばれるため、契約が終了すると同時に雇用も終了するケースがありました。一方、特定派遣は派遣元との雇用関係が継続するため、一定の安定感がありました。
現在では、すべての派遣が「登録型派遣」として同一の法的枠組みで運営されていますが、特定派遣の名残りとして、派遣先の安定性や待遇の良さが求められることが依然としてあります。派遣業界を理解する上で、特定派遣の歴史やその違いを知ることは、適切な働き方を選ぶ際に役立ちます。
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